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成人式。この〝奇祭〟について。

【2018年1月8日・

 3連休最終日なり。世間では、成人の日であるそうな。
 昭和生まれの人間としては、成人の日は1月15日で定着しているので、大いに違和感を感じてしまうのである。いつからそうなってしまったのか。

 それにしても、成人式とは、つくづく〝奇祭〟である。
 おのれら、群れてどうするのか。式までして、いったい何をやらかそうという量見なのか。しかも、主催者は自治体だというからあきれる。
 開いた口がふさがらないとはこのことだ。

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 まったくもって、ジャポネーゼは、あたまがおかしいのではないのか。

 成人の日を、二十歳(はたち)の孤独と不安を抱きしめながら、たったひとりで生きることを覚悟する日であるとするなら、納得もするのだが。
 もしそうであるとしも、式などなおさら不要である。

 しかし、結局、人間はひとりで生きていくにはあまりにも弱い存在で、多くの者は、やがて伴侶を見つけ、子をもうけ、家庭を営み、好むと好まざるとにかかわらず、社会生活というか経済活動に組み込まれて生きていくという試練に向かうのである。
 大人になるとは、そういうことではないのか。どう思う、ブラザー。

 苦労知らずの新成人たちよ、おのれらは、このアルバムのレコーディング時に18歳(!!)だったというポール・コゾフ(Paul Kossoff,1950年9月14日 - 1976年3月19日/フリー~バック・ストリート・クロウラー)のエッジをむき出しに吼(ほ)えまくる怒気と殺気すら感じさせるこのブルースギターに畏怖(いふ)すべきなのだ。



by misaochan3x7 | 2018-01-09 20:16 | 違和感とわたくし


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