人気ブログランキング |

2109年夏、雑感。

【2019年7月14日(日)】

 終日、雨。
 夏だというのに、今年はちっとも気温が上がらないな~。夜はけっこう冷えるのである。
 職場でも、夏風邪をひいている輩がけっこういる昨今なのだ。

 とはいえ、やっぱり夏なので、暑い日もあって、冷房をかけるのしかたないにせよ、きかせすぎの場所もあり、外出時には、長袖のシャツが1枚手放せないアンバランスな夏でもあるのだ。

 さて、奥さんは、朝からとまりがけの旅に出かけてしまった。
 今晩、ひとりで何を食べようかななどと考えていると、ふと、息子が小学生の頃、時々、フレンチトーストを作って食べさせてやったら、けっこうよろこんでくれていたことを、唐突に思い出す。
 いまから、四半世紀も前のことだ。
 その息子も、すでに何年も前から別の家庭を持っているので、もうわが家にはいない。
 夜、フレンチトーストというわけにもいかないな、などとと考えながら、行きつけの書店に行く。

 おととい、この本屋の平置きの雑誌売り場で見つけた本を買いに行ったのだ。
 2冊あったその本が、もうその置き場には見当たらなかった。
 売れてしまったのかな、と半分あきらめながら、念のため、目の前にある棚を調べたら、文芸雑誌のコーナーのいちばん高いところに1冊あるのを見つけて、手をのばす。
 いてててて!! 肩が痛くて、手が上がらないのである。
 高齢者にはキツいレイアウトなのだ。たのむで、しかし。
 やっとのことで、その本を引き抜いてレジに持って行く。

# by misaochan3x7 | 2019-07-15 03:01 | 自分遺産 | Comments(0)

追悼 たかよしさん。

【2019年7月13日(土)】

 テキスト&写真後送。

# by misaochan3x7 | 2019-07-15 02:40 | 自分遺産 | Comments(0)

雑誌 「ユリイカ 詩と批評」 2019年7月臨時増刊号 総特集=萩原健一 -ショーケンよ、永遠に-

【2019年7月12日(金)】

 仕事帰りのいつもの書店の雑誌コーナ―の平置き場で見つけた雑誌 「ユリイカ 詩と批評」。
 177.png2019年7月臨時増刊号 総特集=萩原健一 -ショーケンよ、永遠に- 。
 169.png萩原健一。2019年3月26日(火)病没。享年68歳。

e0358504_21132295.jpg

 本とは、モノである。
 そして、モノとは、アウラ(ラテン語。人や物にただよう気。オーラ)のことである。

 この号は、この版元のこの雑誌にしては青土社臭(とっつきにくい現代思想臭)がしない。
 すごく親しみやすくて、とっつきやすい感じするのだ。
 極めてめずらしいことである。
 ほとんどレア・ケース。事故であるといえるかもしれない。
 というわけで、この号が放つアウラに惹かれて、速攻、購入。

 岸部一徳のインタビュー 「PYGの挫折と予感」 が読みたくて買ったのだが、 「Inside-Looking Out 萩原健一の起点とGS/映画(長門洋平)」 が出色の出来だ。
 いまから50年前の、ザ・テンプターズを触媒にしたわが国における英国経由の、すなわち白人経由のブルースというか、ブルース・ロックの起源についての論考が何よりすばらしい!!
 また、1971年のBBキング初来日以前に、1950年代~1960年代の日本の音楽シーンは、黒人ブルース(本家のブルース)との接触がないという論証は目からうろこである!!

 音楽ジャーナリズムからは得ることができなかった言説である。
 やってくれたよね、ありがとう青土社。
 大学入学(1977年)以来、この版元の雑誌は何冊も買ったものだが、生硬で青臭いので、結局、全部売ってしまい、手元には1冊も残っていないが、この1冊は長く残る1冊かもしれないな。

 177.pngThe Animals - Inside Looking Out (Live, 1966) ♥♫



 あなたも買った方がいいと思いますよ。

=====================================
【目次】

 ■memoire
 永遠に子供の魂 横尾忠則
 『もどり川』撮影譚 蜷川有紀

 ■GSの鬼子――ミュージシャン・ショーケン
 PYGの挫折と予感 / 岸部一徳(聞き手=編集部)
 Inside-Looking Out――萩原健一の起点とGS/映画 / 長門洋平
 ザ・テンプターズからの飛躍――萩原健一の源流 / 飯田 豊
 一九七〇年前後の萩原健一と音楽文化 / 東谷 護
 萩原健一ディスコグラフィ――その「サウンド」の変遷を追いながら 松石ゲル

 ■天使としての俳優、あるいは晩年なき青春
 『傷だらけの天使』のレクイエム / 恩地日出夫(聞き手=編集部)
 生真面目なアナーキスト、ショーケン――GS出身者たちの芸能史 / 太田省一
 木暮修にマカロニ刑事の夢の続きを――「挫折の美学」の先に / 松山秀明
 テレビの重し――『前略おふくろ様』と萩原健一 / 木原圭翔
 新旧の糧。萩原健一、四五歳 / 濱田研吾
 ショーケンが残したテレビドラマ / 古崎康成

 ■映画に遅れてきた男
 『瀬降り物語』と俳優の技法 / 中島貞夫(聞き手=編集部)
 スクリーンの恐るべき子供――萩原健一の苦痛の美学 / 北村匡平
 ラインを越えて――〈永遠の恋人〉萩原健一 / 田村千穂
 情けない男が輝くとき――神代辰巳作品における萩原健一出演作品の位置付けについて / 數
 藤友亮
 無茶振り/或いは、ラストダンスは月の砂漠…… / 丹生谷貴志

 ■hommage
 『傷だらけの天使』が描いたキセキ / 西田俊也
 ショーケンとのささやかな出会い / 山本 均
 無題 / やまだないと

 ■萩原健一の余剰/過剰
 萩原健一と日本映画七〇年代俳優の風景 / 富岡邦彦
 ダブル達への反逆――『影武者』のショーケン / 上島春彦
 必敗の痛ましさ――萩原健一の志向と現実 / 吉田広明
 「♪エンヤートット」と「トカトントン」――永遠の不良と、世代を超えた真面目さ / 切通理作

 装幀=鈴木一誌+下田麻亜也
 表紙写真=『傷だらけの天使』©東宝

e0358504_21334846.jpg


# by misaochan3x7 | 2019-07-14 21:22 | 音楽とわたくし | Comments(0)

7月6日は、みうらじゅんの日。

【2019年7月6日(土)】
 
 この日の朝、外出の途中で地元の書店に立ち寄ったついでに、いつものように店内を一巡して新刊チェックすると、視界に飛び込んできたのがこの本だ。

 松本清張生誕110年記念
 みうらじゅんの松本清張ファンブック「清張地獄八景」
 文藝春秋刊

 177.png松本清張の大ファンであるみうらじゅんによるファンブックである。

e0358504_21092151.jpg
 みうらじゅん本人による清張関連原稿のアンソロジーであり、船越英一郎との対談をはじめ、佐藤愛子、京極夏彦、大沢在昌、宮部みゆき、北村薫、有栖川有栖、岩井志麻子、佐野洋、山村正夫、泉麻人、春日太一ほか、著名な作家の再録記事も多数掲載されている。
 この内容で1,000円(税別)とは安い!!
 安すぎる!!
 というわけで、迷わず速攻購入。

 このムックの中で展開されているみうらじゅんの言説によれば、松本清張は、社会派ミステリーの大家ではなく、ホラー小説家であるという。
 なぜなら、清張作品の多くは、戦後という時代を背景に、コツコツ真面目にやってきた中年男が金や地位を掴んだ挙句、愛人を囲った果てに陥る不倫をテーマに、そこから起きる殺人や犯罪、がんじがらめに泥沼化したドロドロの人間関係による地獄絵図が描かれており、それこそが、煩悩から逃れられない大人のホラーだと説くのである。

 また、人間はうしろめたいことがあるときほど、本当のことをほのめかす余計なひと言を口にしてしまうとして、みうらはそれを 「うしろメタファー」 と呼んでいるといい、特に浮気をしている小心者の男がいいがちなのだが、これが大悪党なら悪事をはたらいても平然としているので、余計なことはいわないものだというのは、深い話である。

 さらにみうらは、清張作品からは、仏教書のような印象を受けるというのだ。
 すなわち、浄土宗における地獄の経典である 「往生要集」 が、悪いことをするとこうなるという戒めの話であるように、清張作品も、調子に乗っているとえらい目に遭うぞという反面教師として読むべきだというのである。
 清張地獄は、来世にではなく現世にこそ地獄があるとする教えであるとも。
 ちなみに、そのみうらは、107.png2018年の 「第52回 仏教伝道文化賞沼田奨励賞」 の受賞者なのだ
 おまけに、107.png興福寺の 「阿修羅ファン倶楽部」 の会長でもあるのだ。

 すげーな、みうらじゅん!!

 そして、午後、移動中の地下鉄の駅で入手したのが、このフリーペーパーだ。
 日本ユースホステル協会が発行する季刊誌 177.png「Hostelling Magazine(ホステリングマガジン)」
 全国のユースホステル、道の駅(一部を除く)などで無償配布しているとのこと。
 はじめて見たぞなもし。

 177.png今、改めて 色即ぜねれいしょん/みうらじゅん×田口トモロヲ×峯田和伸(銀杏BOYZ)×渡辺大知(黒猫チェルシー)
e0358504_21120077.jpg
e0358504_21122249.jpg
e0358504_21122952.jpg
e0358504_21123604.jpg
e0358504_21124379.jpg
e0358504_21125111.jpg




 それにしても、みうらじゅん。
 1958年生まれの61歳で、ボクと同い年。
 還暦を超えているにもかかわらず、成熟からはもっとも遠い、この現役の青二才感はすばらしいのねんのねん。
 さすがに頬の肉はたるんで、ロン毛の髪は目に見えてツヤもコシも衰えてはいるものの。
e0358504_21320182.jpg
e0358504_02192001.jpg

# by misaochan3x7 | 2019-07-07 21:14 | キャラ立ち | Comments(0)

丹下段平=妻も子もない片目の負け犬のバラッド。

 ネットで偶然に見つけたこのカット(絵)。
 おぼえてないな~。
 どの巻に載っていたんだろう。
e0358504_01495823.jpg
 古本で揃えた全巻も、3年前の5月にすべて手放してしまい、いまは手元にない。

 それにしても、詩的な、あまりにも詩的なこの絵とこのナレーションからは、ひどく心を揺さぶられるような 「歌」 が聴こえてくるのである。
 ジャガー=リチャーズだけが、また、レノン=マッカートニーだけがすぐれたソンングライター・チームではない。
 一騎=てつやもまた、すばらしいソンングライター・チームであったのだ。
e0358504_01500607.jpg
 

# by misaochan3x7 | 2019-07-03 01:50 | まんが道(みち) | Comments(0)