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みーちゃん出棺の日の巻。

【2020年11月28日(土)】

奥さんを亡くした喪失感によるダメージがようやく癒えた昨今、それを見届けるように、11/25(水)、みーちゃんが奥さんのもとに旅立つ。
三島由紀夫の命日と同じで、忘れられない日となりぬ。

そして、けふ、多摩にあるお寺が運営する動物霊園にみーちゃんの火葬をたのみ、後日、届けてもらうことにしたのだ。
晴天である。
気温も高くて過ごしやすい陽気となった。
お迎えの車を待つ間、食いしん坊のみーちゃんが生前好きだったごはんや、ゆかりの品を供える。

すごくやさしい性格のにゃんこでした。
亡くなったボクの奥さんのことが大好きなにゃんこでした。
太らない体質で筋肉質、体温が高く、熱い血潮のたぎる女の子。
かわいいそのまつ毛。
白い毛に赤い首輪がよく似合う。
小さなその体に耳を寄せると、彼女の心臓の鼓動は、規則正しく小さくて速いビートを刻むのでした。
そして、なによりも、美人のにゃんこであることが、ボクの自慢の女の子だったのです。

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下の写真の中に写っているアクセサリーは、みーちゃんの写真をもとに奥さんの友人がつくってもらった刺繍のワッペンなり。
みーちゃんそっくりのその刺繍が、いまはよい記念となったのである。
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さて、午前9時半、お迎えの車が到着した。
火葬は、明日の朝8時半に個別葬で行われるとのこと。
お骨は、12/6(日)の午前中に届けてもらうことにした。
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ここしばらく見なかった亡くなった奥さんの化身である蜘蛛が、みーちゃんの出棺を見送るために久しぶりに姿を見せてくれたのだ。
この蜘蛛は、いろんな大きさで出て来るのだが、けふは、すごく小さい体だったな。

さあ、出棺の時間である。
いまは、午前9時50分。
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こうして、無事、出棺を見届けたのである。

ところで、ボクがペットロスには陥ることはないと思います。
みーちゃんを亡くしたさびしさよりも、彼女のことを気にして帰宅を急ぐ必要はなくなって気が楽になったのも正直なところです。
みーちゃんのことは、天国にいるボクの奥さんに任せて、これからは、自分のペースで生きようと思います。

さて、もう11月も終わりますね。
今年は、コロナで明け、コロナで暮れる1年でした。
みーちゃんのことを好きでいただいた皆さまに、あらためて御礼申し上げます。
ご自愛くださいね。162.png

177.png追伸
ちょうど1年前、2019年12月1日(日)のみーちゃんの姿である。

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あれから1年でみーちゃんの体は、その命とともにこの地上から消えてしまった。
事態は1年で急変するのである。
そうなると、来年の今頃、ボクが生きているという保証などどこにもないのだ。
だとすれば、1日1日を大事に生きるしかないかもしれないのであ~る。
南~無~。


by misaochan3x7 | 2020-11-28 10:59 | みーちゃんとわたくし


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